由利本荘市の川で遺体で見つかった42歳男性 記録的大雨による死者と認定
由利本荘市は、先月29日に市内を流れる川で遺体で見つかった42歳の男性について、先月の記録的な大雨によって亡くなったと認定しました。
この大雨による県内の死者は、これで2人になりました。
由利本荘市東由利蔵の石沢川で先月29日に遺体で見つかった、大仙市大曲川原町の会社員井草亮平さん42歳は、その5日前の24日の夜に「道路が冠水している。う回して帰る」などと家族に伝えたのを最後に連絡が取れなくなっていました。
由利本荘市は、石沢川の水位が上がっていたことや、乗っていた車が川から見つかったことから「増水していなければ亡くなることはなかった」として、先月の記録的な大雨によって死亡したと、26日に認定しました。
この大雨による県内の死者は、湯沢市の道路工事現場で行方不明になり、その後、遺体で発見された60代の男性に続いて2人目です。
なお、先月26日に秋田市豊岩小山の雄物川近くの水路で遺体で見つかった市内の86歳の男性について、秋田市は「大雨による死者とは認定できない」と判断しました。
「当時の天気から市内で災害が発生していたとは言えず、また、目撃情報がなく、死亡した経緯が不明であるため」という認識を示しています。