自民党・福原淳嗣氏の陣営の運動員 公職選挙法違反の疑いで書類送検 車上運動員に上限を超える報酬を支払った疑い
去年10月の衆議院選挙を巡り、選挙カーで呼びかけを行う複数の車上運動員に、法律の上限を超える報酬を支払ったとして、自民党の福原淳嗣氏の陣営の運動員が、公職選挙法違反の疑いで書類送検されていたことが分かりました。
受け取った運動員も書類送検されています。
公職選挙法違反の買収の疑いで書類送検されたのは、去年10月の衆議院選挙で、比例代表の東北ブロックで復活当選した、自民党の福原淳嗣氏の陣営の60代の男性運動員です。
県警捜査二課と福原氏の事務所によりますと、この運動員は、去年10月の衆議院選挙で、複数の車上運動員に、法律の上限の1人1日1万5000円を超える報酬を支払った疑いが持たれています。
また、この報酬を受け取った複数の車上運動員も、公職選挙法違反の疑いで書類送検されました。
取材に対し、福原氏は、書類送検について「公職選挙法に抵触する事案に関わっていた者がいたことは事実であります。誠に遺憾で今後このような事案が発生しないよう、再発防止を徹底してまいります」とコメントしています。