ロボットも活用して育てたサキホコレ 給食で提供

にかほ市では環境に負荷をかけない営農モデルの構築を目指して、去年から田んぼに雑草が生えないようにするロボットを使った実証実験を行っています。8日は、その実験ほ場で栽培されたサキホコレが市内の小中学校の給食で提供されました。

象潟小学校の給食にも炊き立てのサキホコレが登場しました。このサキホコレは農薬や化学肥料を使わない有機栽培でつくられたものです。

にかほ市では環境に負荷をかけない営農モデルの構築を目指して、田んぼに雑草が生えないようにするロボット＝アイガモロボを使った実証実験を行っています。アイガモロボが水中の泥を巻き上げ日光をさえぎることで、雑草の生育を妨げてくれる仕組みです

8日は、その取り組みを子どもたちにも知ってもらおうと、実証実験のほ場で栽培されたサキホコレが、にかほ市内すべての小中学校の給食で提供されました。にかほ市の豊かな自然を守ろうという思いも込められたサキホコレ。その味も格別でした。

にかほ市は今後も実証実験を続け、新たな営農モデルを確立するとともに、そのおいしさを子どもたちにも伝えていきたい考えです。