認定こども園で避難訓練 防災教室で命を守るための行動学ぶ 仙北市 日本海中部地震からまもなく41年
仙北市にある認定こども園で、地震を想定した避難訓練が行われました。訓練の後、園児たちは、紙芝居とクイズを通して、防災に関する知識を学びました。
園内アナウンス
ピンポンパンポーン「地震です地震です地震が発生しました」
「キャー」
訓練は秋田県内を震源とする最大震度6弱の地震が発生したという想定で行われました。角館こども園ではひと月に1回避難訓練を実施しています。日頃の訓練の成果もあり、園児たちはスムーズに園庭まで避難しました。
先生 拡声器をもって
「いつどんなときに地震が起こるかわかりません。先生たちもね、わからないの。」「先生のお話をよく聞いて、今日みたいに上手に避難して、みんなの大事な命をこれからも大事に大事に守っていきたいと思います」
仙北警察署の署員
「こんにちは」
園児
「こんにちは~!」
訓練のあとは、仙北警察署の署員が年長園児32人に地震と津波に関する防災教室を開きました。園児たちは、紙芝居とクイズを通して地震の時には「だんごむし」のポーズで自分の身を守ること、津波が来る前に高いところに逃げることなど、命を守るための行動を学びました。
「地震で揺れているときは歩きまわっても大丈夫?」
「マルだと思う人?」
「バツだと思う人?」
「正解はバツです。」
園児
「いえぇーーーーーい」「バツに決まってるでしょ」「そうだよ~!」
園児
「よく先生のいうことを聞いてねっていってた」
「(いつ先生の話聞くの?)地震が来たとき」
「津波来たときはさ、あのさ、上のところにさ、うえのところにさ行くの」(9秒)
園児たちはいざという時に備える防災への意識を高めあいました。