40年の歴史刻む 西武秋田店
JR秋田駅前で営業する百貨店西武秋田店は、4月27日にオープンから40年の節目を迎えました。
特別な買い物をしたという思い出がある方も多いのではないでしょうか。
従業員の中には40年間西武秋田店とともに歩んできた人もいます。
秋田市の中心部に店を構える西武秋田店。
お中元やお歳暮といった贈答品や、
ブランド品など高級感のある商品を数多く取りそろえ、
顧客のニーズに応えてきました。
百貨店としての特別感はもちろん日常の買い物の場としても長年愛されてきました。
西武秋田店の前身、本金西武がオープンしたのは40年前の1984年4月27日です。
百貨店として期待を集め、開業当初から多くの市民・県民が詰めかけました。
■1986年西武ライオンズ優勝セール
プロ野球で秋山・清原・デストラーデなどが活躍した
西武ライオンズの黄金期には毎年のように優勝セールが開かれました。
■1990年1月2日
初売りはこのころ毎年1月2日でした。
福袋を買い求めに大行列ができる人気ぶりです。
西暦2000年には二千円札が発行されました。
いまではほとんど見かけませんが、本金西武では二千円札発行を記念して
2000円均一セールが開かれました。
■2003年制服商戦
高校の制服も取り扱っていて、秋田市内の高校に入学が決まった人は
本金西武で買い求めた人も多かったのではないでしょうか。
2005年
その後2005年西武百貨店に、吸収合併。
■2006年3月9日
2006年には都市型の百貨店としてリニューアル。
このとき店名は「秋田西武」に変わりました。
その後「西武秋田店」となり現在に至っています。
■2010年
女性誌とタイアップして商品をPRするなど、さまざまな販売戦略と豊富な品ぞろえで
買い物客を楽しませ続けます。
そごう・西武は去年、アメリカの投資ファンドに売却されましたが
当面、現在の店舗を維持する方針です。
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本金西武のオープンから40年、
ともに歩んできた社員がいます。店舗の外でお得意様に商品を案内する米沢明彦さんです。
40年前のオープンの日も店舗にいたという米沢さんに当時の映像を見てもらいました。
米沢さんはこれからも百貨店の魅力を客に伝え続けます。
西武秋田店には特別な贈り物を買い求めに来る人もいます。
現在店長を務めている鉢呂 章さんには忘れられない「ギフト」の思い出がありました。
ABS news every.2024年4月26日放送