全県少年野球大会決勝 秋田市勢対決は泉が桜を破り25年ぶり2回目の優勝
中学生球児が頂点を争う全県少年野球は、29日、決勝が行われ、秋田市の泉が、同じく秋田市の桜を破り、25年ぶり2回目の優勝を果たしました。
地区予選の決勝でも対戦した秋田市の泉と桜が、全県大会でも決勝で顔を合わせました。
地区予選では桜が勝ちましたが、先制したのは泉でした。
2回、ランナー3塁2塁のチャンスを作り8番、ピッチャーの髙橋。
実況・藤田裕太郎アナウンサー
「とらえた打球三遊間破った!タイムリーヒット!8番髙橋條太に生まれた!2塁ランナーも還ってきました、2回表、試合動いた、泉先制2対0!」
一方、追う桜は2回に1点を返し、さらに3回裏。
ランナーを3塁に進め、エースでキャプテンの伊藤遼がライトへ犠牲フライ。
桜が同点に追いつきます。
しかし直後の4回表、追いつかれた泉は、ヒット2本でランナー3塁1塁とすると、打席には2回に先制タイムリーの髙橋。
「初球。とらえていきます。三遊間破っていきました、またタイムリー髙橋條太に生まれました、泉勝ち越し3対2!」
その後も5回、7回と得点を重ねた泉。
中盤以降は相手に得点を許さず。
地区予選決勝で敗れた桜に雪辱し、25年ぶり2回目の全県大会優勝を果たしました。
髙橋條太 投手
「チームで打倒桜、打倒桜って言ってきたので、思い通りのピッチングができたので良かったと思います」
牧謙芯 主将
「残りわずかでしっかり質の高い練習をして、もう一段階レベルを上げていきたいと思います」
決勝を戦った泉と桜の2チームは、来月6日から山形で行われる東北大会に臨み、全国大会出場を目指します。