秋田ノーザンハピネッツBプレミア入り決定!「信じた結果」選手も喜び爆発
バスケットボールBリーグの秋田ノーザンハピネッツに、2026年から始まる新たなトップリーグ=Bプレミアのライセンスが交付されました。一時は危ぶまれたBプレミア入り。選手たちも喜びを爆発されました。
26日午後、Bリーグは2026年から始まるプロバスケットボールの新たなトップリーグ=Bプレミアに参入するクラブを追加で発表しました。
島田慎二チェアマン
「まず1つ目のクラブですが、秋田ノーザンハピネッツ」
Bプレミア入りするためには、2028年秋から使用可能なアリーナの確保が条件の1つとなっていました。しかし、資材費の高騰などで新県立体育館、整備運営事業の入札が不調となり、県は予定価格を110億円増額し現在、再入札を公告しています。
今後の整備スケジュールなどを佐竹知事から直接聞いたBリーグの島田慎二チェアマンは。
島田慎二チェアマン
「110億円もの事業費の増額やその直後再公告が行われ、応札者が少なくとも1社以上いることが確認できました。このことから、例示にある落札者や優先交渉権者が決定していることと同等の状況にあるという理解の下、基準充足となり、今回ライセンスの交付にいたりました」
Bプレミア入りが発表された瞬間は表情一つ変えなかった秋田ノーザンハピネッツの水野勇気社長は、会見の場でようやく笑顔を見せました。
秋田ノーザンハピネッツ 水野勇気社長
「正直、やっぱほっとしたっていうのが一番です」「5年ぐらいかけてきょうようやくこのライセンス基準もクリアできたと」
クラブ設立当初から「県民球団」を掲げている秋田ノーザンハピネッツ。水野社長は、県や佐竹知事が素早い対応をしてくれたこと、それにブースターから「頼むよ」などと声をかけられていたことに触れ、改めて決意を口にしました。
秋田ノーザンハピネッツ 水野勇気社長
「秋田ノーザンハピネッツとしても、新アリーナを活用していく責務があるとに思っておりますので、しっかりこの4年間で新しいアリーナになった時にも観客を満員にできるよう、10年20年そして30年と使っていく中でこのアリーナがあってよかったと。秋田にあってよかったと言われるように、我々も引き続きクラブとしても成長していけるよう頑張っていきたいなという風に思っております」
会見のあと、秋田ノーザンハピネッツの選手・スタッフにもBプレミア入りが伝えられました。
秋田ノーザンハピネッツ 水野勇気社長
「今後も、秋田ノーザンハピネッツは2026年以降も、基本的には一番上のBプレミアで戦うことになりましたので、まずはこの週末いいゲーム、お願いします」
田口成浩選手
「社長がね、11月入れなかった時も僕を信じてほしいっていう大丈夫だからっていうところ、まずプレーに専念してほしいっていうことはあったので。僕たちはもう信じるだけだったので、信じた結果、しっかり結果残ってもらって無事にプレミアに行けるということで、地元の秋田出身ということで本当にうれしく思いました」
新県立体育館は、来年3月に整備運営する事業者が決定し6月に正式契約する予定となっています。