勝ち越して最高順位でシーズンの締めくくりを ブラウブリッツ吉田監督と諸岡主将が意気込み

サッカー明治安田J2のブラウブリッツ秋田は10日に今シーズンの最終戦に臨みます。目指すのは、初めての勝ち越しに、歴代最高順位での締めくくりです。最終戦に向けた練習が公開され、選手たちはひたむきに、全力でプレーしていました。

練習開始前、いつも試合の日にスタジアムで掲げられる横断幕が練習場に。

広報担当・佐藤祥之さん
「これ実は吉田監督の発案で、最後選手たちで改めて秋田のために勝って過去最高順位で終えようという意思表示の一つかなと」

秋田一体で挑むホームでの最終戦へ。

ここまで14勝14敗9分のブラウブリッツ。クラブ創立15周年のシーズン、15勝目とJ2で初めての勝ち越しまであと1勝です。

ブラウブリッツのJ2での最高順位はおととしの22チーム中12位。今シーズンは全20チームでの争いとなったJ2ですでに11位以上が確定しています。8位まで浮上できる可能性が残されているブラウブリッツ、最終戦は半分より上へ、そして一桁順位への挑戦です。

15周年のシーズンの締めくくりへ。今年完成したクラブハウスのプレスルームで吉田監督と諸岡主将が意気込みを語りました。

吉田謙監督
「ひたむきに秋田のために戦う姿、ひたむきとは夢中になってプレーする。その姿が本気・本心・本音しか他人には伝わらないと思います。秋田のみなさまの心に残るような、胸を打つような試合をしてくれると僕は信じています」

諸岡裕人主将
「今年のチームすごいいいチームでしたし、形で残すためにも最後勝って最高順位で、最高順位ていうか一桁、そういうところで終われることが一番記憶に残るようなチームになれると思うんで」

記憶に、そして心に残る最終戦を。ブラウブリッツは10日・日曜、秋田市のソユースタジアムで静岡の藤枝МYFCと対戦します。