能代カップ開幕 全国のバスケ強豪校集まる
全国の強豪校を招いて開かれる大型連休恒例の高校バスケットボールの大会「能代カップ」が開幕しました。地元の能代科学技術を始め、6校が5日にかけて熱戦を繰り広げます。
全国屈指の強豪校が集まり、総当たりのリーグ戦を行う能代カップ。夏のインターハイの前哨戦にも位置付けられています。今年は地元の能代科学技術を始め、去年夏のインターハイで優勝した山梨の日本航空や準優勝の京都・東山、それに、ベスト4の新潟・開志国際など6校が出場しました。
大型連休中ということもあり、今年も県の内外から多くの人が応援に駆け付けています。
3年生の選手が1人もいない能代科学技術は1、2年生だけのチームで試合に臨みます。開幕戦の相手は能代カップ初出場の北海道・駒大苫小牧です。
出だしは青のユニホーム・能代科学技術が攻めます。
19番、1年生の信太が立て続けに3ポイントを沈めました。
しかし、駒大苫小牧の身長が2メートルを超えるナイジェリア出身の選手に攻守にわたって苦しめられ、リードされます。
能代科学技術は相手に主導権を握られる時間が長く続いたものの、後半は少しずつディフェンスが機能し、必死にくらいつきました。
それでも相手の猛攻を抑えきれなかった能代科学技術、新体制になって初めて挑んだ公式戦は、73対103で敗れました。
能代科学技術高校・佐藤悠斗主将「前半はやっぱり自分たちが走れてなくて、相手の展開で試合が進んでしまって自分たちのバスケットが思い通りにできなくて、やっぱりまだ力不足なのでこれからもっと練習で走って、全国のチームに対抗できるようなチームにしていきたいと思います。」
能代科学技術は強豪校との対戦を糧に、課題を明確にして飛躍を目指します。能代カップは5日まで熱戦が繰り広げられます。