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愛知の「大きくて、やわらかくて、おいしいうなぎ」 ブランド名とブランドマークが決定

2024年1月15日 15:49
愛知の「大きくて、やわらかくて、おいしいうなぎ」 ブランド名とブランドマークが決定
「葵うなぎ」のブランドマーク(愛知県農業水産局水産課提供)

愛知県蒲郡市にある水産試験場などが生産技術を開発した「大きくて、やわらかくて、おいしいうなぎ」について、ブランド名とブランドマークが決定したと、愛知県が発表しました。2023年に一般から募集し、ブランド名609件、ブランドマーク158件の応募の中から、県や生産者団体などが審査して決めたということです。

ブランド名は「葵(あおい)うなぎ」に決定。「"あ"いちの、"お"おきな、"おい"しいうなぎ」の頭文字と、家康公にあやかって名付けたということです。ブランドマークは、愛知県の"愛"からイメージするハートマークをうなぎでかたどったデザインとなっており、餌に大豆イソフラボンを使用していることから、大豆で胸びれが表現されています。

県の農業水産局によりますと、養殖に使われるシラスウナギはオスよりもメスのほうが大きく育ち身もやわらかくなりますが、養殖で育てると9割以上がオスになってしまい、品質低下が課題になっていたということです。そこに着目した水産試験場の研究者が、大豆イソフラボンをうなぎに与えることで効率的にメスにする新技術を開発。県はこの技術について、一色うなぎ漁業協同組合や共立製薬株式会社と共同で2021年に特許を取得していました。

今後は「葵うなぎ」という名称とブランドマークによってPRが進められていく予定で、1月27日からは西尾市内にあるうなぎ店3店舗で「葵うなぎ」を使用した料理の限定販売も決定しているということです。

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