東邦ガス　2023年度の連結決算は減収減益　暖冬や半導体不足で工場の稼働が減り販売量減少

東邦ガスが発表した昨年度（2023年度）の連結決算は減収減益となりました。

東邦ガスの昨年度の連結決算は、売上高が前年度と比べて10.4％減少の6329億円。純利益は19％減少の273億円で3年ぶりの減収減益となりました。

暖冬や半導体不足で工場の稼働が減った影響で、ガスの販売量が減少したほか、液化天然ガスなど原料の値下がり分を転嫁するガスの販売価格が低下したのが主な要因です。

今年度（2024年度）の連結業績は、売上高が1.1％増加の6400億円。純利益は23.1％減少の210億円を見込んでいます。

為替が円安に進み、液化天然ガスなどの調達コストが膨らむため、利益が減るとみています。