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二酸化炭素の排出量削減めざし アンモニア使用の発電装置 実証実験へ JERA 愛知・碧南市

2024年3月14日 6:35
二酸化炭素の排出量削減めざし アンモニア使用の発電装置 実証実験へ JERA 愛知・碧南市

発電会社のJERA(ジェラ)が、二酸化炭素を排出しないアンモニアを石炭に混ぜて発電する世界初の実証試験を始めるのを前に、改造した装置を公開しました。

13日、JERAが碧南火力発電所4号機で初めて公開したのは、燃料の石炭にアンモニアを混ぜて燃やすために改造した「バーナー」という装置です。

既存の装置に、燃えても二酸化炭素を出さないアンモニアの気体を送る設備を後付けしたもので、この装置で燃料の20%をアンモニアに転換して発電する、世界初の実証試験を行います。

実証試験は3月26日から約3か月間の予定で、JERAは、石炭からアンモニアに切り替える割合を段階的に引き上げて、燃料を石炭からアンモニアに転換した火力発電所の運用技術の確立を目指すとしています。

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