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【秋の味覚】今年は豊漁&豊作!? 猛暑乗り越え、 大粒の栗に 岐阜・恵那市

2024年9月12日 16:51
【秋の味覚】今年は豊漁&豊作!? 猛暑乗り越え、 大粒の栗に 岐阜・恵那市

秋の味覚が楽しみな時期ですが、去年と比べ、出来や価格に変化がありそうです。この夏の猛暑や台風の影響が心配されるなか、生産者からは「豊作」との声も!

まるで芸術作品のような「モンブラン」。黄金色のクリームの中にたっぷりと使われているのは秋の味覚「栗」です。

ここは岐阜県恵那市で栗きんとんなどを製造販売する「良平堂」。

良平堂 安藤彰さん:
「栗きんとんにするなら、粒が大きくてしっかり詰まったもの。小さいものだと、どうしても、作業効率が悪くなるので」

実は去年、猛烈な暑さと雨の少なさで、栗が不作。菓子作りに必要な大きなサイズのものが手に入らなかったといいます。

えな笠置山栗園 鈴村猛 社長:
「暑さがずっと続いてるから、なかなか落ちない、栗が。落ちる準備をしてこない。茶色にならないというか」

暑さが続くと、なかなか栗が落ちないため、収穫は遅れ、雨が少ないと大きく育たないという2重苦の状態でした。

今年は過去最も暑い夏となっていますが、影響はあったのでしょうか?

取材した12日は、スタッフ総出で収穫の真っ最中でした。

Q.今年はいかがですか
「順調に生育して、まずまずの豊作の年ではないかと」

暑いのになぜ去年より出来が良いのでしょうか。

ここは収穫された栗を選定するための場所。

鈴村 社長:
「去年は梅雨の時期に(雨が)集中して降った。降ってほしいときに降らなかったので、イガが大きくならなかった」

しかし今年は暑い中でも栗が育つ7~8月の時期に適度な雨が降ったため、大粒な栗になったそうです。

鈴村 社長:
「非常にありがたい雨でした。恵みの雨ということで」

去年より大きくなっただけでなく、実が詰まっているため多くの栗が水に沈んだ状態に。

恵那の栗。今年は十分楽しめそうです。

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