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動物たちに“くつろぎ”を与える麻袋の正体は?大手喫茶店チェーンの“持ち味”を活かしたサステナビリティ活動が始動

2024年4月12日 20:00
動物たちに“くつろぎ”を与える麻袋の正体は?大手喫茶店チェーンの“持ち味”を活かしたサステナビリティ活動が始動
画像提供:東山動植物園

遊び道具や巣づくりの材料など、動物たちの暮らしの中でさまざまな用途で活用されている「麻袋」。『名古屋市東山動植物園』でも、人気ゴリラのシャバーニなど動物たちが麻袋を使用している姿が見られます。

そんな『名古屋市東山動植物園』の動物たちの姿を見て、『コメダ珈琲店』で知られる株式会社コメダが、珈琲豆の仕入れに使用している麻袋を『名古屋市東山動植物園』へ寄贈。年間を通じて、400枚を寄贈することを発表しました。

コメダによると、コメダでは珈琲豆を仕入れる際、年間約1.9万枚の麻袋を使用。役目を果たした麻袋は焼却処分されており、麻袋の再利用方法を検討していました。そんなとき出会ったのが、麻袋を生活のなかで活用する『名古屋市東山動植物園』の動物たち。

“動物たち“くつろぎの時間のお供に、コメダの「麻袋」を活用できないか”、そんな思いから『名古屋市東山動植物園』に相談し、今回の寄贈が実現したそう。

コメダでは、「“心にもっとくつろぎを” KOMEDA COMES TRUE.with YOU」をミッションに掲げ、様々なサステナビリティ活動を実施。コメダ広報担当者によると、コメダにとって麻袋の再利用、寄贈そのものが今回初めての取り組みとなるそう。

今回の寄贈についてコメダは、「これまで廃棄していた資源の再利用ができるとともに、当社発祥の地である名古屋で多くの方に親しまれている東山動植物園様への寄贈が実現し、とても嬉しく思います。動物たちが麻袋を使うことで“くつろぎ”を感じ、またそのチャーミングな姿を見た来園されるお客様も、ほっこり笑顔になっていただけると幸いです」とコメント。続けて、「今後は全国の施設への寄贈も視野に入れ、“心にもっとくつろぎを”感じていただける取り組みとして、活動を継続してまいります」と、“コメダ流”のサステナビリティ活動への意気込みを語りました。

創業55周年、おいしいコーヒーで人々にくつろぎを提供し続けてきたコメダ。サステナビリティな活動が世界的に注目される今、その“くつろぎ”は形を変えて動物たちへと広がり続けています。

  • 中京テレビNEWS NNN
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