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犬の散歩中にトラックにはねられ小3女児死亡 運転手の男に禁固2年6か月を求刑 女児の父親が悲痛な胸の内を語る 名古屋地裁

2024年6月27日 19:05
犬の散歩中にトラックにはねられ小3女児死亡 運転手の男に禁固2年6か月を求刑 女児の父親が悲痛な胸の内を語る 名古屋地裁

犬の散歩をしていた小学3年生の女の子がトラックにはねられ、亡くなった事故の運転手の男の裁判がはじまりました。

27日、法廷で語られたのは、娘を事故で失った父親の悲痛な胸の内。

事故を起こしたとされる、大型トラックの運転手、榊泰雄被告(60)は、今年4月の夜、飛島村大宝で、コンビニエンスストアの駐車場に入ろうと左折する際、歩道を歩いていた弥富市の小学3年生竹内陽妃さん(当時8)をはねて死亡させた過失運転致死の罪に問われています。

27日の初公判で榊被告は起訴内容を認め、「自分の不注意から小さい子の命をなくしてしまって申し訳ないと思っています」などと謝罪の言葉を述べました。

検察側は、被告が過去に信号無視などの交通違反が3件あったことにふれた上で、「目視とサイドミラーで歩行者を確認できたにもかかわらず基本的な注意義務を怠った」などと指摘し、禁固2年6か月を求刑しました。

一方、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めました。

最後に、死亡した女の子の父親は、「本当に優しい自慢の子でした。今回のことを一生背負ってください。許せない」などと述べました。

判決は7月18日に言い渡される予定です。

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