終わらぬ寒さ 週末に梅まつりも…「花が一輪もない」 名古屋市農業センターdelaふぁーむ
寒さがなかなか収まりません。この寒さに頭を抱えているのが梅の名所。2月15日から梅まつりが控えているのですが、今の咲きぶりは果たして…。
約700本の梅が植えられている名古屋市農業センターdelaふぁーむ(名古屋・天白区)。
来園者:「梅を見に来ました。去年とってもきれいだったから。今年もきれいな梅が見られるかなと思って」
かわいらしい紅白の花が咲き誇りますが、実は、ほとんどの梅が「つぼみ」なのです。
名古屋市農業センターdelaふぁーむ 北川勇太さん:
「少しずつ色がついてきているんですけど、まだつぼみのところが多いですかね」
毎日、梅をチェックしている担当者さん。
北川さん:
「これぐらいになると、もうあと、ちょっとで膨らみが進んで、開いてくるかなという感じがあるんですけど、本当に見事に一輪も咲いてなくて…」
去年は2月8日には咲き始め、約1か月後に見ごろを迎えた「梅」。
北川さん:
「原因はもう完全に気温ですかね。暖かくならないと(つぼみが)膨らんで開かないものですから、寒さで今は縮こまっちゃっている状態」
咲くのをじっくり待ちたいところですが、そうもいきません。
北川さん:
「2月15日から3月9日まで「しだれ梅まつり」 というイベントを開催。(それまでに)なんとか咲いてくれないかという思いで祈ってはいるんですけど」
去年とほぼ同じ時期の開催なのですが、花は間に合うのでしょうか。
北川さん:
「楽しみにしてくださっているみなさまには心苦しいですけど、必ず咲きますので、ちょっと待っていただければ」