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名古屋港水族館のベルーガ「ナナ」が出産準備、GW期間は“一方通行”スタイルで観覧を制限

2024年4月29日 18:28
名古屋港水族館のベルーガ「ナナ」が出産準備、GW期間は“一方通行”スタイルで観覧を制限
ベルーガのナナ

昨年10月に妊娠が判明した名古屋港水族館のベルーガ「ナナ」。出産前後の健康状態に配慮して、3月5日から遮光ガラス窓付きの衝立を設置し、観覧制限を実施してきました。

出産時期を5月~7月に控えたことから、GW期間中は5月6日まで、北館3階観覧スペースと北館2階東側観覧スペースを閉鎖。北館2階西側観覧スペースのみ観覧が可能となりますが、「ベルーガ公開トレーニング」と「ベルーガのふしぎな魚の食べ方」のイベントは休止しています。

同館の生き物のなかでも高い人気を集めるナナ。GW期間中、来館者はどのようにナナを観覧しているのでしょうか。担当者によると、北館2階西側観覧スペースでは、来館者同士が場所を譲り合いながらナナを観覧する様子がみられるそう。また混雑を緩和するため、衝立の入口と出口にスタッフを配置し、ナナを観覧する際は、“一方通行”での移動を来館者に呼びかけているそうです。

ナナの体調も良好で、同館の公式インスタグラムでも元気な姿を披露。トレーニングをしたり、ゆっくり泳いだりして過ごしているそう。

同館では、2004年に国内で初めてベルーガの出産に成功しており、6回の出産のうち2頭が元気に成長。そのうちの1頭がナナでした。ナナの出産が成功した場合、水族館生まれのベルーガの出産は国内初となります。

5月8日以降は、北館2階西側の観覧スペースも閉鎖。2階に設置しているパーテーションの遮光ガラス越しにて、ナナを姿を観ることができます。担当者によると、出産後のナナの展示スケジュールは未定。出産が成功した場合、ナナと赤ちゃんの状態を最優先にしながら展示予定等を決めていく予定だそう。

  • 中京テレビNEWS NNN
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