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広小路・大津通を歩きたくなる街へ 壁面後退区域にテラス席などが設置可能に 事業者には50万円の助成金を交付 愛知・名古屋市

2024年4月9日 15:58
広小路・大津通を歩きたくなる街へ 壁面後退区域にテラス席などが設置可能に 事業者には50万円の助成金を交付 愛知・名古屋市
画像提供:名古屋市 ウォーカブル・景観推進室

名古屋市は、居心地がよくて歩きたくなる街づくり「Nagoya まちなかウォーカブル戦略」を推進していますが、その一環として、広小路・大津通の壁面後退区域を活用した環境整備を促進する取り組みを開始すると発表しました。

壁面後退区域とは、道路の境界線から建築物の壁面までの部分で、景観形成基準により工作物等の設置を規制している区域です。そこにベンチやテラス席、日よけ等の設置を可能にすることで、ウォーカブルな街を目指すということです。

また、環境整備を促進するための助成も併せて実施。壁面後退区域の所有者やテナント事業者がテラス席などの設置を行う場合、1敷地あたり50万円までの助成金が交付されます。限度額の範囲内であれば何度でも申請可能です。

市は今後、助成制度利用者や滞在者にアンケート調査を行い、環境整備による効果を検証しながら、規制緩和や助成制度の本格実施につなげたいとしています。

  • 中京テレビNEWS NNN
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