うその投資話をもちかけたか 22億円をだまし取った疑い 弁護士ら男3人逮捕
内閣官房などが関わる特別な投資案件があるなどと嘘の投資話をもちかけ、3人から、22億円をだまし取ったとして、愛知県清須市の弁護士ら3人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、清須市の弁護士・斉藤宏和容疑者と、いずれも東京都に住む無職の男2人です。
名古屋地検特捜部によりますと、3人は、去年12月中旬から今年5月上旬にかけて、嘘の投資話をもちかけ、当時60代~70代の3人から、あわせて22億円をだまし取った疑いが持たれています。
斉藤容疑者らは、内閣官房や日本銀行などが関わる国債の特別な投資案件があり、参加するためには担保金が必要などと説明していたとみられています。
さらに、担保金を支払えば、6か月後には多額の運用益が得られるなどと話し、斉藤容疑者名義の口座に、1人あたり5億円~12億円を振り込ませていたということです。
名古屋地検は、3人の認否を明らかにしていません。