政府、自衛隊機派遣で調整 イスラエルとヒズボラの戦闘激化で日本人退避
イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる戦闘が激化する中、日本人などを退避させるため、日本政府が、自衛隊機を派遣する方向で調整していることがわかりました。
複数の政府関係者によりますと、レバノンに滞在する日本人などの退避に備えるため、航空自衛隊のC2輸送機をレバノンに近いヨルダンに向かわせる方向で調整しているということです。
外務省によりますと、レバノンには大使館員など、50人前後の日本人が滞在しているということです。
輸送機は、早ければ10月1日にも日本を出発する見通しです。
そのレバノン情勢をめぐり、日本やアメリカなどは共同で、イスラエルとヒズボラに21日間の即時停戦を求めましたが、ロイター通信によりますと、イスラエルの外相はこれを拒否しました。