イスラエル軍とヒズボラ、攻撃の応酬続く…レバノン政府は51人死亡と発表
イスラエル軍とイスラム教シーア派組織ヒズボラの攻撃の応酬は25日も続いていて、レバノン政府は51人が死亡したと発表しました。
イスラエル軍は25日、レバノンにあるヒズボラの拠点などを攻撃し、レバノン政府は、この攻撃で51人が死亡したと発表しています。
一方、ヒズボラはイスラエル西部の都市テルアビブ近郊へ弾道ミサイルを発射しました。イスラエル側は防空システムによって迎撃し、被害はなかったとしています。
攻撃の応酬が続く中、イスラエル軍はレバノンとの国境に近い北部に旅団を追加招集することを明らかにしました。その上で、ハレビ参謀総長は「北部から避難した住民を帰還させるために、地上作戦を準備している」と述べました。
ただ、イスラエルメディアは、ヒズボラとの停戦交渉に向けて、イスラエルとアメリカが協議を進めると報じていて、さらなる戦闘の激化を回避するための外交努力も続けられる見通しです。