中国軍 ICBMを発射「通常訓練の一環」と主張
中国軍は25日、模擬弾頭を搭載したICBM=大陸間弾道ミサイルを太平洋の公海に向けて発射しました。「通常訓練の一環」だと主張しています。
中国国防省は、訓練用の模擬弾頭を搭載したICBM=大陸間弾道ミサイルを日本時間の午前9時44分に発射したと発表しました。太平洋の公海に向けて発射し、予定海域に落下したということです。
中国国営メディアによりますと「中国は事前に関係国に通報していた」ということです。
日本の海上保安庁は、フィリピン沖の海域などに落下物の危険性があるとして航行に関する警報を出していました。
中国国防省は「通常訓練の一環で、国際法と国際慣例に準拠しているものであり、 特定の国や目標を対象にしていない」としていますが、対中姿勢を強めるアメリカをけん制する狙いがあるとみられます。
最終更新日:2024年9月25日 14:27