イスラエル軍が約1500か所を空爆…ヒズボラ側も反撃 攻撃の応酬激化
イスラエル軍は24日もレバノンでイスラム教シーア派組織ヒズボラへの大規模な空爆を行いました。ヒズボラ側もロケット弾を発射するなど、攻撃の応酬が続いています。
イスラエル軍は、ヒズボラを標的におよそ1500か所を空爆したとしています。レバノン保健省によりますと、23日以降、これまでに子ども50人、女性94人を含む558人が死亡、1800人以上がけがをしています。
イスラエル軍は24日の首都ベイルートへの空爆で、ヒズボラのミサイル部隊を指揮する司令官が死亡したと発表しました。保健省はこの攻撃で少なくとも6人が死亡、15人がけがをしたとしています。
イスラエル軍は「ヒズボラに休息を与えてはならない」と述べ、攻撃を加速させるとしています。
一方、ヒズボラもイスラエル軍の基地に新型ロケット弾を発射するなど、攻撃の応酬は激しさを増しています。