イスラエルとヒズボラによる攻撃の応酬…激しさ増す
イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃の応酬が、激しさを増しています。
イスラエル北部の街にヒズボラのロケット弾が着弾した際の映像です。
ヒズボラは、通信機器が相次いで爆発し、多数の死傷者がでたことや幹部を狙ったベイルート空爆などをうけ、イスラエル北部への攻撃を強めています。
一方、イスラエル側もヒズボラが攻撃を企てているとして21日、レバノン南部を広範囲にわたって攻撃しました。ロイター通信は、去年のガザ侵攻以来、レバノンへの攻撃としては最大規模だとしています。
イスラエルのネタニヤフ首相は「我々はヒズボラに想像もしなかったような打撃を与えてきた」としたうえで、北部の安全を確保するためにあらゆる手段を講じると強調しました。