イスラエル軍がレバノン南部に大規模攻撃 ガザ侵攻以来、最大規模か
イスラエル軍は21日、レバノン南部に大規模な攻撃を行ったと明らかにしました。ガザ侵攻以来、最大規模の攻撃だとみられています。
レバノン南部では21日、イスラエルによる空爆とみられる爆発が相次ぎました。ロイター通信は、去年のガザ侵攻以来、レバノンへの攻撃としては最大規模だとしています。
イスラエル側は、イスラム教シーア派組織ヒズボラがイスラエルを攻撃する計画をたてていたことから、広範囲にわたって攻撃を行ったとしています。
イスラエル軍は、ヒズボラによる報復攻撃が行われる恐れがあるとして、レバノン国境から北部の都市ハイファまでの間で、屋外の集会を30人以下に制限するなどして警戒を呼びかけています。
今回の大規模攻撃に先立ち、イスラエルはヒズボラ幹部を標的に首都ベイルートを空爆し、レバノン側は、これまでに女性や子どもを含む37人が死亡したとしています。
ヒズボラは報復攻撃を行うとしていて、双方の攻撃の応酬が続いています。