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「母親ががんで入院している」 “恋愛感情”利用し現金200万円をだまし取った罪 女の初公判 名古屋地裁

2024年7月11日 16:24
「母親ががんで入院している」 “恋愛感情”利用し現金200万円をだまし取った罪 女の初公判 名古屋地裁

「母親ががんで入院している」などとうそを言い、男性の恋愛感情を利用して現金200万円をだまし取った罪に問われている女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、加藤ありさ被告(22)は、マッチングアプリで知り合った60代の男性に対し、「母親ががんで入院している」などとうそを言い現金200万円をだまし取った罪に問われています。

11日の初公判で、加藤被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

検察側は、冒頭陳述で「『好きだよ』などと好意を寄せるようなメッセージを送り、理由をつけて金銭の借用を求めた。だまし取った現金は、ホストクラブの遊興費に使った」などと指摘しました。

加藤被告は、別の男性への詐欺罪でも起訴されているほか、さらに別の被害者に対する詐欺罪でも今後、追起訴される見通しです。