三重・一見知事パワハラ疑惑について外部委員「パワハラには該当しない」報告書公表
三重県は、一見知事のパワーハラスメントが疑われると県の職員から相談を受け、外部委員が調査した結果、「パワハラには該当しない」と結論付けた報告書を公表しました。
県によりますと、去年7月、県のハラスメント相談窓口に一見知事の言動に関する相談があり、外部調査委員が職員らに聞き取り調査を実施していました。
その結果、知事へのレクチャーがスムーズに進まなかった際、調整を担当する秘書官に対し、他の職員がいる前で、「これは秘書官の責任ですね」と発言したことなどが確認されたということです。
業務上必要かつ相当な範囲を超えたものではないなどとして、「パワハラには該当しない」とした上で、知事と職員とのコミュニケーションに改善の余地があるという意見が付けられました。
一見知事は、「真摯に受け止め、今後も職員とのコミュニケーションを丁寧に図りながら、県民の皆さまのために職務を遂行いたします」とコメントしています。