「クローン病」患者も安心して食べられるパーティー料理を開発 「家族や友人と同じメニューを味わって」 愛知・蒲郡市
脂質制限のため食事に苦労している「クローン病」患者に向けて、蒲郡市民病院と蒲郡クラシックホテルが、脂質を抑えたパーティー料理を開発しました。
クローン病は国が指定難病に定める炎症性腸疾患(IBD)で、脂質を取り過ぎると症状が悪化するため、患者は脂質を抑えた食事を強いられます。
一般的な飲食店で提供される料理は脂質を抑えたメニューが少なく、外食が困難であることから、蒲郡市民病院の谷田医師と蒲郡クラシックホテルの波多野総料理長が協力し、「家族や友人と同じメニューを味わいながら楽しいひと時を過ごしてほしい」という想いを込めて開発したということです。
料理は地元食材を使用した3~4名分の和洋二段重で価格は1万2000円。テイクアウトのみの販売となり、蒲郡クラシックホテルのホームページで予約を受け付け、4月16日に受け渡しになるということです。