看護師が患者に暴行 病院把握も通報せず
岐阜県海津市の精神科病院で、看護師が入院患者に暴行を加えていたにも関わらず、病院側が通報していなかったことが分かりました。
海津市にある精神科病院「養南病院」で、去年10月男性職員が女性患者の首をつかむなどの暴行がありました。
去年4月に、精神保健福祉法が改正され、虐待の通報は義務となっていましたが、病院側は県に通報をしなかったということです。
取材に対し病院は、「判断に迷い通報にちゅうちょした。隠したと思われても仕方ない」としています。
一方、病院を運営する社会医療法人・緑峰会は「男性職員は自主退職で、十分に制裁を受けたと判断していた」と説明しています。
最終更新日:2025年2月23日 19:15