アメリカのトランプ大統領は24日、フランスのマクロン大統領と会談し、ウクライナでの戦闘終結などをめぐり協議しました。

アメリカとフランスの首脳会談は24日、ホワイトハウスで行われました。トランプ大統領は会談冒頭、アメリカが支援をする見返りに、ウクライナが鉱物資源などを提供する協定について、「合意に近づいている」として、ウクライナのゼレンスキー大統領と近く会談する考えを示しました。

トランプ大統領「ゼレンスキー大統領と会うだろう。実際、大統領は今週か来週に、合意書類に署名のため、訪米するかもしれない」

トランプ氏はまた、焦点となっているウクライナの安全保障が協定に含まれるのかを問われ、「大きな問題にならないだろう」と述べました。

これに先立ち、両首脳は共にG7首脳によるオンライン会議に出席しました。ゼレンスキー大統領も出席し、就任後、初めてG7の会議に参加したトランプ氏は会議後、「誰もが戦争の終結を望んでいると表明した」とSNSに投稿しました。

トランプ氏はロシアのプーチン大統領と「戦争終結や大規模な経済開発の取引を真剣に協議している」として、協議は順調に進んでいると強調しました。