二酸化炭素の排出権へのうその投資話をもちかけ　「“億り人”になれる」と勧誘　投資会社社長の男ら逮捕　被害総額は9億5000万円か　愛知県警

「二酸化炭素排出権」に関するうその投資話を持ちかけ、男性から現金120万円をだましとったとして、経営者の男ら5人が逮捕されました。

逮捕・送検されたのは東京都中央区の投資会社「ETI」を経営する河村英成容疑者（56）ら男5人です。

警察によりますと、5人は、おととし、長野県内に住む自営業の男性に企業の間で取引される「二酸化炭素の排出権」へのうその投資話をもちかけ、現金120万円をだましとった疑いがもたれています。

5人は男性に、「排出権価格は今、ロシアの戦争で下がっているから今後必ず上がる」「（投資で億単位の資産築く）“億り人” になれる」などと言い投資を勧誘していたということです。

警察は、5人が同様の手口で、少なくとも、全国の221人から計9億5000万円以上をだましとっていたとみて調べを進めています。

警察は、5人の認否を明らかにしていません。