国内唯一の女性限定ラリー 岐阜県恵那市で12月7,8日に開催 国際大会に近い臨場感
世界ラリー選手権(WRC)で走るコースが一部盛り込まれ、国際大会に近い臨場感も体感できるイベントとなっています。今回で8回目となります。
恵那市は、ラリーなどのモータースポーツを通じて、女性の活躍や地域活性化を目指しており、2017年から開始されました。
コースはリエゾン(競技コースを移動する区間)を含めて約130キロメートル。WRCの日本大会「ラリージャパン」の競技コース「笠置山SS(スペシャルステージ)」の一部も走り、走行の安定性と速さを競います。
参加する女性ドライバーは、乗車する車両の排気量やスペックによってクラスが区分され、有効なJAF(日本自動車連盟)の国内競技運転者許可証B以上をクルーが所持しているなど資格要件を満たさなければなりません。
今回は、50台の参加車両、ドライバーにスタッフを加えた約90人の参加を予定しています。
ウイメンズラリーに出場経験のあるHARU(はる)さんは「女性が多い華やかな大会。笠置山のコースを走れることにワクワクしています」と魅力を語ります。
ラリー初日は、恵那駅前で開かれる「まちなか市」のイベント会場にスタートゲートを設置し、駅前をラリーカーが通過します。市の担当者は「女性が参加するモータースポーツで街を盛り上げていきたい」と呼びかけています。
今回の開催で、市は3000人の集客を見込んでいるということです。