大阪・京都・名古屋と伊勢志摩を結ぶ特急「伊勢志摩ライナー」が、2月27日（木）よりラッピング列車「ミジュマルライナー」として運行を開始します。“みえ応援ポケモン”のミジュマルと、これまで様々な取り組みを実施してきた三重県。一見勝之三重県知事は定例会見にて、「ようけの人に来てもらえるとありがたいなと思う」など新たな取り組みに期待を寄せました。

ラッピング列車「ミジュマルライナー」が運行開始

県の活性化を目的に、株式会社ポケモンと包括連携協定を締結した三重県。これまで、“みえ応援ポケモン”に就任した「ミジュマル」とコラボしたご当地グッズの販売や、ポケモンがデザインされたマンホール蓋「ポケふた」にミジュマルが登場するなど、さまざま取り組みを実施してきました。

そんな三重県×ミジュマルが新たな活動を開始。2025年2月27日（木）より、大阪・京都・名古屋と伊勢志摩を結ぶ特急「伊勢志摩ライナー」が、ミジュマルの装飾を施した“ラッピング列車”として運行することになりました。

近畿日本鉄道株式会社によると、ラッピング列車の愛称は「ミジュマルライナー」で、特急車両外装への全面ラッピングは“近鉄初”。対象車両は1編成（６両）で、「伊勢志摩ライナー」の外装・内装に、ミジュマルと三重の自然溢れる景観などのイメージがデザインされるといいます。

同車両の運行開始を記念して、2月26日（水）には近鉄名古屋駅から賢島駅までの間で試乗会を開催。試乗会の応募期間は2月3日（月）まで、募集人数は約100名を予定しているといいます。

県の活性化に三重県知事も期待

2025年2月27日（木）から9月30日（火）まで、記念乗車券（1,500円）の発売も予定している「ミジュマルライナー」。

一見勝之三重県知事は定例会見にて、「鳥羽駅発着の観光船にもミジュマルラッピングをしていて、バスにもラッピングをしている」と現在の活動にふれ、「（株式会社ポケモンに）ミジュマルを“みえ応援ポケモン”に選んでいただいたこと、大変感謝している」と話しました。

また、「これまでは普通列車だったが、今回は特急列車。1か月前から運行情報を発表してもらえるときいているので、この電車（ミジュマルライナー）に乗るために予約をしてきて、ミジュマルを見てもらって楽しんでもらえればなと思う」と話し、続けて「ようけの人に来てもらえるとありがたいなと思う」と、三重県の活性化に期待を寄せました。