愛知県が石川県から高齢者約30人を受け入れへ 福祉施設利用者など 自衛隊機で到着
元日に起きた能登半島地震を受け、石川県内の高齢者施設の入居者などの受け入れが11日から愛知県内で始まりました。
11日午前11時半ごろ、県営名古屋空港に石川県内の高齢者施設の入居者が、自衛隊機の第一便で到着しました。
愛知県によりますと、現在、石川県内では地震の影響で機能していない高齢者施設が多く、入居者の県外への搬送が必要で、愛知県では12の病院で約30人を受け入れる予定です。
この後、第2便も到着し、病院で手当や体調確認などを行った後、順次、県内の高齢者施設で避難生活を送ります。
石川県では県外への搬送が必要な高齢者が300人から400人に上り、愛知県以外へも搬送する予定だということです。