AIが"向いているスポーツ"を診断 「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」開始

アジア・アジアパラ競技大会を2026年に控えた愛知県は、スポーツの成長産業化やスポーツを通じた地域活性化を目指すため、「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」を採択したと発表しました。

このプロジェクトでは、スポーツを「みる」「する」「ふれる」という3つの基軸を設定し、メタバース空間を走るマラソン大会や、AIが"向いているスポーツ"を診断するスポットなど、それぞれの基軸で先端デジタル技術を活用したサービスを開発。3年計画で進められる予定で、2024年1月には愛知県と中日新聞社で検討チームを立ち上げ、具体化に向けて検討を始めるということです。

今回採択された「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」は、民間からWeb上で提案を受け付ける「A-IDEA（アイディア）」で中日新聞社が提案したもの。「A-IDEA」は愛知県が2022年12月から運用しているプラットフォームで、官民連携プロジェクトが採択されたのは「あいちモビリティイノベーション」に次いで2例目となります。

愛知県の大村秀章知事は25日の定例会見でこのプロジェクトについて触れ、「スポーツを盛り上げていくスポーツイノベーションのプラットフォームを作っていきたいというふうに思っております」と意気込みを語りました。