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“生卵投げつけ女”初公判 懲役2年6か月求刑 逮捕時「クソババア覚えとけよ」一転…初公判で涙ぐむ場面も 被害者「いまだに理由わからない。一日でも長く遠くに行ってほしい」 岐阜地裁

2024年10月3日 19:04
“生卵投げつけ女”初公判 懲役2年6か月求刑 逮捕時「クソババア覚えとけよ」一転…初公判で涙ぐむ場面も 被害者「いまだに理由わからない。一日でも長く遠くに行ってほしい」 岐阜地裁
岐阜県川辺町で隣の住宅に生卵を何度も投げつけたとされる女。逮捕時には「覚えとけよ」と叫んでいましたが、3日始まった裁判では涙ぐむ場面もありました。

隣の家をにらみ、「クソババァ覚えとけよ」と暴言を吐いて警察車両に乗せられる女。

建造物損壊の罪で起訴された川辺町に住む無職各務良子被告(53)です。

起訴状などによりますと、去年11月から今年8月までの間、自宅から隣の住宅に複数回、生卵を投げつけ、壁を汚して壊した罪に問われています。

被害女性:
「庭とか畑にいても気持ち悪くて、家に入ってしまうぐらい、強烈な臭いでした」

被害を受けた女性によると、こうした行為は毎日行われ、多い時で1日に20個もの卵が投げつけられていたといいます。

逮捕から約2か月。3日、各務被告の初公判が開かれました。

逮捕時とは違い不安げな表情でうつむいていました。

裁判官から、なぜ投げつけたのか、問われると、隣人から暴言を吐かれたためだと話しました。

各務被告:「バカとか仕事しないで家にこもっていていい身分だねとか、相手に言い返すのを我慢していてストレスを感じて投げてしまった」

また、繰り返さないと約束できるかと問われると「二度と過ちを繰り返さないと約束したい」と、涙ぐみながら話しました。

その一方で、起訴内容については、行為は認めたものの投げつけた回数については争う姿勢を見せました。

検察側は、「防犯カメラに映らないように室内から手だけで巧妙に犯行を行っている」などとして懲役2年6か月を求刑。

一方、弁護側は「深く反省の意思を述べている」などとして情状酌量を求めました。

裁判の後、取材に応えた被害者の女性は、各務被告とのトラブルについて。

被害女性:
「(各務被告とは)顔を合わせることもなくて、いまだに理由も分からない」

思い当たる節がないと話しました。

また、2年6か月という求刑については。

被害女性:
「(2年6か月の求刑は) ちょっと短いですね正直言って。本当は顔を見るだけで嫌で嫌でしょうがないので、一日でも長く遠くに行ってほしいという気持ちはあります」

判決は、10月31日に言い渡されます。

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