バスケットボール名門校 誰でも入れる「第2のバスケ部」創設 3×3も可能な新コートも完成 一般生徒の「バスケがしたい」声に応える
髙田真希選手や馬瓜エブリン選手をはじめ、数多くの日本代表選手を排出したバスケットボールの名門校・桜花学園高校が、一般生徒向けの「第2のバスケ部」を創設しました。
同校は、インターハイ優勝25回を誇るバスケットボールの強豪校で、部員は推薦を受けた特待生で構成されています。そのため、一般の生徒がバスケットボールを楽しむ環境がありませんでしたが、生徒から「バスケがしたい」という声があがったこともあり、「第2のバスケ部」の創設を決定。3×3も可能な新コートの建設を進めるとともに、7月から活動を開始しました。
「第2のバスケ部」の部員は、本チームの試合があると応援にかけつけていたバスケが好きな生徒たち約10名。現在は週1回の練習を行っていて、本チームのコーチ2名が指導にあたっています。楽しむことを重点に置きながらも、来年度からは私学大会や市民大会への出場も目指すということです。
創部のきっかけは一般生徒たちからの声でしたが、同校の担当者は、「特待生としての入学がかなわなかった学生にも、進学先の選択肢として検討してもらいたいという思いもある」と話します。
8月26日は新コートも完成し、練習日数を増やすことも可能になった「第2のバスケ部」。現状は他の部活と掛け持ちする部員がほとんどであることから、相談しながら今後の方針を決めていきたいとしています。