道路陥没から9日目 運転手の捜索見通し立たず コンクリート製の管崩落の危険
埼玉県八潮市で道路が陥没した事故から5日で9日目です。コンクリート製の管が崩落する危険性があり、トラックの運転手の捜索を本格化できる見通しはまだ立っていません。
先月28日、八潮市の道路が陥没してトラックが転落し運転手が取り残されている事故では、穴に下水が流れ出しているとみられ、捜索は難航しています。
県は2本目のスロープについて5日午前の完成を目指していますが、下水管とは別でコンクリート製の管が崩落する危険性があり、まずはこの管の撤去作業が慎重に進められています。
男性の捜索は専門家などによる現場の安全確認の後に行われるため、見通しが立たない状況が続いています。
穴の中であふれ続ける下水の量を減らすため、県は引き続き、周辺地域に対し洗濯や風呂の回数などを減らすよう呼びかけています。
最終更新日:2025年2月5日 12:08