名古屋刑務所で服役中の受刑者の指印を勝手に押した疑い 男性刑務官を起訴猶予 名古屋地検

名古屋刑務所で、意思疎通が困難な男性受刑者の指に、勝手にインクをつけ、書類に押させたとして書類送検された男性刑務官について、名古屋地検は、19日付けで不起訴処分としました。
刑務官の男性(33)は、2022年2月、愛知県みよし市の名古屋刑務所で、病気で意思疎通が困難な男性受刑者(当時71)の指に、勝手にインクをつけ、日課表の所定欄に押させたとして、去年、私印不正使用の疑いで書類送検されていました。
名古屋地検は、この男性刑務官について、19日付けで、起訴猶予での不起訴処分としました。
「諸般の事情を総合的に考慮した」などと説明しています。
最終更新日:2025年2月20日 4:48