麻薬探知犬が臭いに気づき発覚　大麻などを密輸した疑いで無職の23歳逮捕　名古屋税関

去年10月、大麻を含む液状の物質およそ94グラムを密輸したとして、無職の23歳の男が逮捕されました。麻薬探知犬が臭いに反応し、逮捕に至ったということです。

大麻取締法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、住居不定・無職の加藤智也容疑者です。

警察によりますと、加藤容疑者は去年10月、他の者と共謀し、営利目的で大麻を含む粘性の物質約93.8グラムを郵便物として、メキシコから密輸した疑いがもたれています。

大麻は、おしゃぶりやよだれかけなど、乳児用の商品と一緒に荷物の中に隠されていたということです。調べに対し、加藤容疑者は黙秘しているということです。

名古屋税関によりますと、麻薬探知犬として、3年以上活躍しているラブラドールレトリバーの5歳のオス「ゾロ号」が臭いに反応し発覚しました。

また名古屋税関は27日、関税法違反の疑いで、名古屋地検に告発しました。