「ディープシーク」 「オープンAI」からデータ不正入手の疑いで調査 米メディア
中国のAI開発企業「ディープシーク」に関係する人物らがアメリカのAI企業「オープンAI」から大量のデータを不正に入手した疑いで調査が行われているとアメリカメディアが報じました。
アメリカのブルームバーグは28日、中国企業「ディープシーク」の関係者が「オープンAI」の技術を使って大量のデータを不正に取得した疑いがあるとして「オープンAI」と出資者の「マイクロソフト」が調査を行っていると報じました。
「ディープシーク」をめぐっては同社が低コストで開発した生成AIが先行するアメリカ企業のAIに匹敵する性能を持つと伝えられアメリカのAI関連株が値を下げるなど動揺が拡がっていました。
また、ホワイトハウスのレビット報道官は28日NSC=国家安全保障会議が「ディープシーク」の生成AIがアメリカの安全保障に与える影響について調査していると述べていてアメリカ政府も警戒を強めています。