熊出没時の対応訓練 市や警察など合同で初開催 三重・尾鷲市
26日、三重県尾鷲市では、市街地に熊が出没したことを想定した訓練が市や県の合同で行われました。
この訓練は各地で熊の出没や被害が出ていることをうけ、熊が市街地に出没した際の対応力向上のため、三重県や尾鷲市、県警などが初めて合同で行ったものです。
通報をうけ、駆けつけた警察らが現場で対策を検討した後、猟友会が近くの建物の2階から熊を撃ち、本番さながらに手順を確認しました。
尾鷲市では今年度、熊の目撃情報が7件確認されていて、市の担当者は「訓練を今後も続けていきたい」と話していました。