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機動的救急隊・通称「M.O.A」 本格的な運用始まる 津市

2024年4月23日 18:27
機動的救急隊・通称「M.O.A」 本格的な運用始まる 津市
増加する救急出動に対応するため、三重県津市が新たに創設した「機動的救急隊」の本格的な運用が始まっています。

津市では去年の救急出動件数が1万8110件と過去最多となっていて、増加する救急要請に迅速に対応するため、去年12月、機動的救急隊、通称「M.O.A」を創設しました。

通常は、救急要請のあった地域の消防署の部隊が出動しますが、M.O.Aは署の管轄を超えて、救急要請が多発している地域へ出動するということです。

これまではほかの業務と兼任でしたが、4月1日に3人の専属隊員が任命されました。

津市 機動的救急隊 東悟史隊長
「迅速に安全安心というところを、いつも心がけて活動していきたい」

M.O.Aの活動は平日の日中に限定されていて、これまで24時間勤務が困難だった子育て中の救急救命士らの活躍の場としても期待されています。