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名古屋市の小中学校PTA協議会から2校のPTAが脱退 創立76年で初

2024年5月22日 11:57
名古屋市の小中学校PTA協議会から2校のPTAが脱退 創立76年で初

名古屋市立小中学校PTA協議会から2つの小学校のPTAが脱退したことが分かりました。学校の統廃合などを除いて、脱退は協議会創立76年目で初めてとみられます。

名古屋市立小中学校PTA協議会によりますと、脱退したのは中川区の万場小学校と赤星小学校のPTAです。

この協議会に参加している場合、家庭教育の研修会などに参加できる一方、年間数万円の会費や、市教委が主催している親子行事の運営にも人手を出す必要があり、保護者の負担が問題となっていました。

今回の脱退の背景にはPTA活動を担う保護者が不足していることや、教員の働き方改革を進める狙いもあるとみられます。

学校の統廃合などを除いて、協議会の脱退は創立76年目で初めてとみられ、協議会は「将来、子どもたちへの不利益につながるのではないか」と懸念を示しています。

  • 中京テレビNEWS NNN
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