習近平氏 バイデン氏から建国75年の祝意受け取る
中国外務省は5日、習近平国家主席がアメリカのバイデン大統領から、中国建国75年の祝意を受け取ったことを明らかにしました。
中国外務省が5日に発表した報道官談話によりますと、中国が今月1日に建国75年を迎えたことを受け、バイデン大統領が習近平国家主席に祝意を伝えたということです。
具体的な日付は明らかになっていませんが、バイデン氏は「建国75年を迎えるにあたり、アメリカの国民を代表して、あなたと中国人民に祝意を表する」と伝えたということです。
両国をめぐっては8月下旬、サリバン大統領補佐官と王毅外相の会談の中で、両首脳が数週間以内に電話会談をする方向で合意するなど、会談の早期実現が模索されていますが、いまだ実現していません。
中国側はバイデン氏からの祝意を公にすることで、両国間の意思疎通が円滑に行われていることをアピールしたい狙いがあるとみられます。