“酔っぱらい市議” 病院で大暴れ 蹴ったり暴言も… 愛知・津島市
愛知県津島市の松井由美子市議が酒に酔って運ばれた病院で、医師や看護師に暴言を吐き、足で蹴るなどの大暴れ。一体何があったのでしょうか。
19日正午ごろ、取材に応じた、愛知県津島市の日比市長。
日比一昭 津島市長:
「(本人から)報告がないんですね、いまだに。自らが責任を明確にされるのが大切ではないかと考えている」
「責任を明確にすべき」と市長が指摘したのは、共産党所属の松井由美子市議。12月2日には、子育て支援などについて約40分間質問をしていましたが…。
記者:
「酒を飲み、路上に倒れていたところ、救急搬送された松井市議。なんと搬送先の病院で研修医らに暴行したということです」
病院で研修医や看護師への暴行が発覚したのです。
ことの始まりは12月13日の深夜こと。
津島市によると、松井市議は酒に酔った状態で路上に倒れていたところを近隣住民に発見され、救急隊によって、津島市民病院へ搬送されました。
搬送時、眠っているように見えたという松井市議。
研修医が診察をしようとすると、突然興奮。上体をおこし、研修医の胸ぐらをつかんだというのです。このとき、研修医の白衣のポケットが破れましたが、ケガはなかったということです。
暴行はこれだけではありませんでした。看護師や救急隊をベッドの上から蹴ったといいます。看護師は胸と背中に、全治1週間の打撲を負いました。
暴行を受けた研修医らは警察に被害届を提出し、受理されています。
松井市議の同僚議員によると、この日は久しぶりの“ママ友会”だったといいます。
松井市議と同じ共産党所属 太田幸江 市議:
「言い訳になりますけど、本当に記憶になかったということです」
記憶がなく、事態を把握したのが16日だったという松井市議。救急隊には謝罪をしたということですが、被害を受けた研修医と看護師は、謝罪を受け入れていないということです。
研修医らへの暴行だけでなく、暴言もあったという松井市議。
19日の市議会は体調不良を理由に欠席していますが、20日にも会見を開き、事情を説明する予定だということです。