【単独インタビュー】KADOKAWA・夏野社長「アニメなど知的財産を世界に」 ソニーグループがKADOKAWAの筆頭株主に
ソニーグループは出版大手・KADOKAWAの筆頭株主となり、連携してコンテンツの海外展開を強化します。
ソニーは500億円を出資し、KADOKAWA株の追加取得で10%を保有する筆頭株主となります。両社が持つ知的財産のグローバルでの最大化に向け、連携をさらに強化するとしています。
KADOKAWAの夏野剛社長は先週、日本テレビによる単独インタビューで、海外展開強化の意図について次のように話しました。
夏野社長「出版IPから生まれたアニメとか映画とか、ゲームとかも含めて、いろんなメディアで日本発のものを世界中に広げていく。同時に世界発のものを一緒に扱っていくことで、KADOKAWA自身がもっとグローバルカンパニーになっていくべきだと。そうすると、コンテンツの量と質が両方とも良くなっていく。売り先もたくさんより大きくなっていく、この相乗効果を回すことによって、どんどん会社を成長させていきたい」
一方、ソニーは“KADOKAWAの出版、ゲーム、アニメなどをソニーのグローバル展開の強みと組み合わせ、緊密に連携していく”としています。