食パンが入ってこない 冷凍食品も残り少なく 大雪の影響で食品スーパーが品薄に 対応に追われる

食品スーパーでは、長引く寒波に備えようと、食料品を買い求める買い物客が訪れ、一部で品薄となっていて、店では急いで仕入れを増やすなど対応に追われています。

永平寺町内の食品スーパーでは、4日からの大雪で物流がストップしたことで、一部のパンや冷凍食品などが品薄状態となりました。

■ハニー中吉 中村泰啓専務
「パンが一部欠品 メインの食パンがまったく来なかった」

店には今後の雪の影響を警戒して、あらかじめ備蓄用に食料を買っておこうという買い物客が見られました。

■買い物客
「2～3日ストックできるものだけ買おうかなと インスタント食品はもし何かあった時にと」
「移動販売車も来なくなったので、雪である程度ストックしておかないと」

店では、コメや卵、それに生鮮食品の需要が高まっていて、通常より仕入れる量を増やすなど対応に追われています。

■中村泰啓専務
「多少 店でリスクを抱えればいいから、在庫はたくさん持っておくよう指示を出した」

品薄となっている商品については、県内の卸売業者と連携しながら順次補充を進めていて、食品売り場では暮らしを守るため雪との闘いが続きます。