福井を舞台にした映画「おしょりん」の音楽を手掛けた県内の団体が、4月に台湾で演奏会を開き、福井の文化を世界に発信することになりました。

福井の眼鏡産業の礎を築いた増永五左衛門と家族の情熱を、オール福井ロケで描いた映画「おしょりん」。

劇中、眼鏡枠作りの場面ではジャズ調の曲が流れました。

南越前町の旧旅籠若狭屋では15日、「おしょりん」の音楽を手掛けた「音楽福井文化振興会」のメンバーが演奏を披露しました。

メンバーたちはこれまで、県内各地で演奏会を開いてきましたが、4月26日に台湾でも演奏会が開かれることになりました。

■音楽福井文化振興会 斉藤隆子さん
「福井の風景が見えるような演奏 そして感動を伝えてきたいと思う」

台湾での演奏会は、県立大学の交換留学生が橋渡し役になって実現したもので、福井の文化を海外にもアピールすることにしています。