【続報】死亡の母親は認知症で要介護か 福井市江尻ヶ丘町の殺人事件 逮捕の娘“ニコニコして優しい人” 自宅の寝室で首絞めた疑い
福井市内の住宅で60歳の娘が同居する84歳の母親の首を絞めて殺害した事件で、母親は認知症で介護が必要な状態だったことが分かりました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、福井市江尻ヶ丘町の無職沖田美奈子容疑者(60)です。警察の調べによりますと、沖田容疑者は29日午前10時半ごろ、自宅1階の寝室で、母親の山下弘子さん(84)の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。
通報を受けて警察が駆け付けたところ、山下さんがベッドに横たわっているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
■近隣住民
「皆さん良い家族で、仲も良かったと思う」
「(Q.沖田容疑者はどんな人物?)ごみ出しに来ても必ずあいさつするし、ニコニコして優しい人」
一方、近所の住民によりますと、山下さんは介護が必要な状態で、頻繁にデイサービスを利用していたということです。
■近隣住民
「最近(山下さんは)お年を召されてから、自分の親も(山下さんの)姿を見かけることが全然なかったみたい」
■近隣住民
「認知症が入ったかという話はちらっと娘(沖田容疑者)から聞いたことがあるけれど、そんなにひどいとは聞いてなかった」
警察の調べに対し、沖田容疑者は「母の首を絞め殺したことは間違いない」と容疑を認めていて、警察では動機などについて、さらに調べを進めることにしています。